ゆかり

「ゆかり」とは「緑」と書きます。まさにボーイスカウトの色ですね。
このページではボーイスカウト活動をはじめ、ボーイスカウト盛岡第5団ゆかりの人を紹介します。

ロバート・ベーデン=パウエル

ロバート・ベーデン=パウエル

ロバート・ベーデン=パウエル
Robert Baden-Powell
(1857年~1941年)


B-P の名前はロバートです。「ベーデン」が名で「パウエル」が姓ではありません。「ベーデン=パウエル」で姓になります。この変わった名前は、オックスフォード大学教授であり、牧師で神学者であった B-P の父「ベーデン・パウエル」が亡くなった際、偉大な父を称えて家族の姓を「ベーデン=パウエル」に改めたことで生まれました。


ロバート・ベーデン= パウエルはイギリスの軍人、作家でもあり、ボーイスカウトの創立者です。スカウトたちは敬意をこめて「B-P」と呼称しています。ボーイスカウト盛岡第5団では、創立者である彼への敬意を表すため、彼の誕生日である2月22日に近い活動日に、「B-P祭」という団集会を行います。ボーイスカウトは、B-P が様々な地域や階層出身の20名の少年と共に、イギリスのブラウンシー島で実験キャンプを行ったのが最初の活動です。このキャンプは「スカウト最初のキャンプ(The first Scout camp)」と呼ばれています。
(※写真:「ボーイスカウト日本連盟」より参照)

The first Scout camp


彼の事を敬愛の念を込めて「B-P(ビーピー)」と呼びますが、この呼び方にはもう1つ意義があります。ボーイスカウト運動のモットーである「そなえよつねに」が英語で「Be Prepared」になりますので、その頭文字の意味も込められています。

B-Pのことば

ひとたびスカウトになったら、いつの日もスカウトだ!

自分のことは自分でする!

視野を広くもて!自分で広く見ているつもりでも、もっと広く見なさい!

困難に直面したとき、微笑みを浮かべ、頑張れ、頑張れと自分に言い聞かせよ。そうすれば何もかもうまくいく。

物事の暗い面を見ないで、明るい面を見よ。幸福を得る方法は、他人を幸福にすることにある。

スカウトの誓いを立てたら、名誉にかけて「毎日誰かにひとつ善いこと」をすることだ!

みんなが助け合い、快く助け合えば自然と友情が育っていくのだ!


この B-P の教えを、ボーイスカウト盛岡第5団では、「日日の善行(ひびのぜんこう)」として、活動に取り入れています。
(※一部、分かりやすくするために原文をすこし現代風に改変しています)

オレブ・ベーデン=パウエル

オレブ・ベーデン=パウエル

オレブ・ベーデン=パウエル
Olave Baden-Powell
(1889年~1977年)


ボーイスカウトの創立者であるロバート・ベーデン=パウエルの妻、愛称はレディB-P。ガールスカウト創設時に貢献した一人です。オレブはロバート・ベーデン=パウエルと偶然にも同じ誕生日(2月22日)です。


オレブは「女性は男性と同等のパートナーであること、自信をもち、積極的に社会参画すること」を尊重していました。そして、少女たちの素質と才能を引き出し、社会に役立てるためのプログラムをつくり出していきました。それが今日まで、ガールスカウトへ継承されています。
(※写真:「National Portrait Gallery」より参照)

後藤新平

後藤新平

後藤新平
ごとう しんぺい
(1857年~1929年)


後藤新平は日本の医師、政治家(官僚)であり、ボーイスカウト日本連盟の初代総裁/総長です。後藤新平は岩手県奥州市水沢の出身です。水沢には「後藤新平記念館」があります。
(※写真:「wikipedia」より参照)


ボーイスカウトを心から愛し、当時大金であった10万円を日本連盟に寄付し、さらに全国巡回講演会等を実施。その際、スカウトと直に懇談するなどし、日本におけるスカウト運動草創に尽力しました。後藤新平は数多く名言を残していることでも有名です。ボーイスカウト活動においては「自治の三訣」が有名です。

「人のお世話になるな」「人のお世話をする」「報いを求めない」こちらを現代風に言うと「人に迷惑をかけてはいけません。困っている人がいたら助けましょう。そして、それらの行為に見返りを求めないようにしましょう」という教えです。すばらしいですね。後藤新平はこれを世界中の人が意識して取り組めば戦争のない世の中になると考えていました。
(※動画:NHK「その時歴史が動いた」より参照)


後藤新平が半ズボンの制服姿でいる写真が、現在も多く残っています。後藤新平が半ズボンなのには理由があります。政治家でもあった後藤新平は、「難しいことばかり言っていてはだめだ、柔軟な考えを持つためには、子供心を持っていないと大政治家にはなれない。」と、自分を律する意味においても、活動の時は常にこういう服装をしていると語っていました。

決しておごらず、こどもたちと同じ格好になるその姿勢が、子どもたちから慕われていたといわれています。後藤新平が制服姿で集会に現れると、彼を慕うスカウトたちから歌声が上がったそうです。

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