教育活動

ボーイスカウト活動は、人づくりの教育活動です。また、「Creating a Better World (より良き社会を創る)」を世界共通のビジョンとして「より良き社会人の育成」を目的とした活動です。ボーイスカウト盛岡第5団では岩手県という自然豊かな立地を存分に使い、様々な活動を通して子どもたちの「自らおこなうことによって学ぶ(自分の事は自分でする)」を育む教育活動を行っています。

  • 盛岡第5団 誓いの式
  • 盛岡第5団 上進式

ボーイスカウトの教育目標について

4つの柱

ボーイスカウトの活動を通じて、青少年が4つの柱を実践して、より良き社会人になることを目標とした教育を行っています。4つの柱とは精神力を育てる「人格」、たくましい身体をつくる「健康」、経験値を養う「技能」、私心を捨てて力を尽くす「奉仕」です。

ボーイスカウトの教育
  • 【人格】誠実、勇気、自信、および国際愛と人道主義を把握すること
  • 【健康】よく動き、よく食べよく寝ることで健康を築くこと
  • 【技能】人生に役立つ技能を体得すること
  • 【奉仕】社会に奉仕すること


生きる力

子どもたちの「生きる力」を育むことが教育のキーワードになっています。文部科学省の生涯学習審議会が小学校高学年を対象にしたアンケート結果では、「生活体験の豊富な子ども」「お手伝いをする子ども」「自然体験が豊富な子ども」ほど、「正義感・道徳観が充実している」という結果が出ています。

ボーイスカウト活動はまさにこのアンケート結果にあるような「正義感・道徳観が充実した」子どもを育てる活動をしています。
多くの活動を「自らおこなうことによって学ぶ」ことをモットーに、小学校1年生(男女)から大学生年代の青年まで一貫した教育方針に基づいて人作り・人格作りの教育活動を行っています。

各種スポーツや音楽活動のように、賞レース・順位付けする活動ではありません。幼少期から十数年を掛け、社会に出て活躍できる人間を育成するための青少年教育活動です。青少年が「自らおこなうことによって学ぶ」ことによって多くの体験、経験をして人間として成長することを手助けします。私たち指導者はその成長に気づく人間であろうと努力しています。保護者の皆様にも、我が子の成長、変化に気づくよう応援しています。


  • テント設置する ボーイ隊
  • パイオニアリング作成 ボーイ隊
  • 薪の準備 ボーイ隊
  • 地図の座標読み ボーイ隊
  • イグルー作り ベンチャー隊
  • 火おこし カブ隊
  • 枯れ葉アート ビーバー隊
  • 缶ぽっくり工作 ビーバー隊


ボーイスカウトは教育活動ですが、習い事ではありません。保護者の皆様もお時間ありましたら是非活動に参加してみてください。一緒にボーイスカウト活動を楽しんでいただきたいと存じます。ただ、自分のお子さんには手を出さない、声をかけないようにお願いします。指導者は一人一人のスカウトの様子を見ながら、手を出すタイミング、声をかけるタイミングを図っています。手を差し伸べたいと思うときもあると思いますがグッとこらえ見守ってください。その代わり他のスカウトたちを見てあげてください。保護者の皆様にとっても子育てのヒントを得られる貴重な機会になると思います。

この教育活動の目指すものとその教育法

青少年が自発活動により、自らの健康を築き、社会に奉仕できる能力と、人生に役立つ技能を体得し、誠実、勇気、自信および国際愛と人道主義を把握して実践できるよう、4つの柱を教育目標を掲げ活動しています。野外活動はもちろん、地域社会への奉仕活動や国際的な活動といった様々な活動を、組・班制教育や進歩制度といった枠組みの中でおこなうことによって、子どもたちへ健やかな心と身体を養い、より良い人間性を築く活動を行っています。

ボーイスカウト日本連盟


ボーイスカウト盛岡第5団でも日本連盟が掲げています教育法の基本概念に則る教育活動を行っています。


スローガン

ボーイスカウト活動では、どのようなときにも、どのような場でもスローガンである「日日の善行(ひびのぜんこう)」を掲げ、「ちかい」と「おきて」の実践を基盤において行われています。「ちかい」は、自分自身に対して誓うものであり、スカウトの「おきて」は毎日の生活のものさしとして自分の行動を律するものです。
「ちかい」と「おきて」は以下参照

制度と活動について

ボーイスカウトの教育活動では、義務教育では学べない事がたくさんあります。特徴としては2つの制度と2つの活動があります。

① 組・班制度(パトロールシステム)

異年齢の縦割りグループ、組・班で活動する制度です。カブ隊では「組」に分かれ、ボーイ隊からは「班」に分かれ活動します。簡単に言いいますと、年齢が違う子どもたちで少人数制のグループを作り活動するということです。異年齢の子どもたち同士が協力し、各々の役割を担い、グループとしての目標を達成していくことで、子どもたちの自発的活動を促すことを目的としたこの制度を「パトロールシステム」といいます。日本では1907年の発足当時(100年以上前)からこの制度を提唱し、その活動方法は今も変わらず継承され続けています。

また、ベンチャー隊には班、組はありませんが「チーム」というパトロールシステムがあります。様々な分野の活動に挑戦する場合、その分野に興味のあるスカウトが集まり、活動チームを編成します。分野ごとにチームを編成し、チームのリーダーを選出し活動を実施します。

  • 盛岡第5団 ボーイ隊
  • 盛岡第5団 カブ隊


1907年の発足当時からボーイスカウトは個性を大切にしてきました。大人数・集団の中では殺されてしまう個性も、小さいグループの中では一人一人の子どもが個性を発揮できると考え、異年齢の5人~7人の小グループに分け、それぞれの組・班で活動します。この制度は、小さなグループの中で自分の役割を持ち、責任をもって自分の任務を遂行しグループに貢献することによって自信がつき、新たなことに挑戦する原動力になると考えています。この考えは、現代において「少人数制の教育」で質の良い教育という考えに等しく、それをいち早く100年以上前から提唱し行ってきたのがボーイスカウトの教育活動です。

ビーバー隊にはパトロールシステムはなく、みんなで仲良く活動しますが、必要に合わせて「グループ」を組むことがあります。ビックビーバー(2年生)がビーバー(1年生)の面倒を見ることを指導者が活動の中で教えていきます。それにより、下級生の面倒を見る精神(慈愛の心)を育み、その精神はカブ隊、ボーイ隊と上進した後も自然と引き継がれていきます。

② 進歩制度(バッジシステム)

進歩制度では、スカウトたちがそれぞれの部門(隊)・年齢に応じて、挑戦できることや挑戦してほしい事をカテゴリー別に整理しています。これに挑戦して、達成することにより章(バッジ)を授与され、認められる絶対評価の進歩制度を「バッジシステム」と言います。

子どもの進歩の評価は、一人一人の努力に評価され、他との比較で評価されることはありません。一人一人がどのように努力したかが大切です。その努力が「章」という形で可視化されることにより、自信をもち、「自主的精神(自分勝手にならず、周囲と調和し、社会を尊重する)」が育まれ、正義感・道徳観の充実した子どもを育てることを目的としています。
(※詳しい内容はボーイスカウト日本連盟のページを参照)

  • 盛岡第5団 ボーイ隊
  • 盛岡第5団 カブ隊


バッジシステムには、スカウトが自身の興味関心や得意なこと、将来の職業に役立つことを修得する「選択課目(チャレンジ章、技能章)」と、スカウトがさまざまな場面で発揮できる能力や可能性を育てることを目的とした「必修課目( ステップ章、進級技章)」があります。
(ビーバー隊は、選択課目・必修課目がない代わりに参加したら授与される「木の葉章」「小枝章」があります)
(ローバー隊は、自己啓発を中心とする活動になる為、バッジシステム自体が無くなります)
これらの章から得られるバッジは、技能を修得した証であり、制服に着用することで、自身の挑戦が「認められた証」となり、達成感を得ることでさらに前進しようというやる気を生み出し自信と成長に繋がります。
(※選択課目は年齢別プログラムを参照)

バッジシステムの「選択課目」は強制ではありません、ボーイスカウト盛岡第5団でも、コレクターのように頑張ってバッジを集めているスカウトもいれば、進歩制度はせずに日々の活動を頑張っているスカウトがいたりと自由です。するしないは個々の判断に任せています。

③ 野外活動

想像力、コミュニケーション力、やり抜く力、社会性、創造性、自制心、これらを駆使して発揮する状況判断力を「非認知能力」といいます。「非認知能力」は野外で「自らおこなうことによって学ぶ」ことから身に付けることが出来るという理念の基、ボーイスカウト活動では主に野外活動による活動制度をとりいれ、「非認知能力」という、点数では測れない能力を育む活動を行っています。

  • 盛岡第5団 ボーイ隊
  • 盛岡第5団 カブ隊


雨が降っても、雪が降っても、寒さ、暑さなど厳しい気候条件の中でもボーイスカウト活動は行われます。厳しい気候条件でも活動を行うのは、自然の厳しさや、活動の中で感じる自然の美しさ・偉大さなどから、身体を鍛え、技能を磨き、知識と強い意志を身につけるためです。厳しい気候条件下に身を置き、多くの体験を積み重ねることにより、多様な価値観を醸成し、他の人に対する優しさや他の人の痛みを理解できる青少年の育成を心がけています。その為、時には子どもたちにとって大変な活動もあるかと思います。その時は苦しくて辛くて「もうボーイスカウトやりたくない!」といスカウトもいます。それでも後になって良い思い出に残るような活動を子どもたちにたくさん提供したいと考えています。

④ 海外活動

海外活動は、国際交流など様々な言い方がありますが、ボーイスカウトでは全国的に「海外派遣」と呼んでいます。この活動は、世界ジャンボリーのような、開催地である海外へ行き、世界中のスカウトと一緒に数日間キャンプなどの国際交流をする活動を指します。
(※世界ジャンボリーや国際交流の内容はこちら)

世界ジャンボリーや日本ジャンボリーは4年に一度の開催の為、海外活動に参加できる機会がないスカウトが存在するということで、岩手連盟では2年に一度開催する、スコットランド派遣「スコットランド国際パトロールジャンボレット」(※通称:ジャンボレット)へ、1992年から参加しています。ボーイスカウト盛岡第5団でも2020年を除きジャンボレットに毎回参加し、参加したスカウトの数は100名以上にのぼります。(2020年はコロナ禍の為開催自体がありませんでした)


ジャンボレットの最大の特徴は、次の2点です。

  1. 海外からの6名とスコットランドの6名が一つの班を構成し、朝から晩まで10日間24時間一緒に生活すること。(世界ジャンボリーなど、日本連盟が派遣する場合は、日本派遣団としてグループで生活します)
  2. 大会に参加するスカウトにスコットランドでのホームステイを準備していること。(基本的には大会中に友だちになったスカウトが自分の家に招待する形のホームステイ)


  • 盛岡第5団 ジャンボレット派遣
  • 盛岡第5団 スイス派遣


世界には「世界ジャンボリー」以外でも国々が交流する様々なジャンボリーが名称を変えて数多く存在します。都道府県連盟レベル、盛岡地区のようなレベル、団のレベルでの交流も行われています。しかし、岩手連盟のように継続して30年も続いている海外スカウトとの交流活動は、日本連盟の中でもほとんどありません。その中でも団単独でアメリカ、スイスなど様々な国への海外派遣を実施している団は、ボーイスカウト盛岡第5団以外日本連盟では殆どありません。

創始者ベーデン・パウエルは「Look Wide」「Look Wider」を唱えています。広い視野を身に付けること、多様性に理解を示すこと、それが海外交流を重視している理由です。ジャンボレットのように10日間24時間生活を共にする中で、言葉が不自由でも相互理解も生まれ、人間力を育みます

年齢に応じたプログラム

ボーイスカウト活動は、各年齢層に応じ5つの部門により構成されています。この取り組みは、ボーイスカウト盛岡第5団だけではなく全国の団で共通した取り組みです。入隊式は毎年4月に行われ。就学直前の1月から仮入隊できます。小学校1年生以上であれば、4月に限らずいつでも入隊できます。お気軽にこちらのホームページよりお問い合わせください。

ボーイスカウト盛岡第5団では、上にお兄さん・お姉さんのスカウトがいれば、「ミソちゃん」として何歳からでも活動に参加できますが、必ず保護者の方の付き添いが必要となります

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